施工事例

施工事例 case study

施工事例 屋根工事 外壁工事

【三重県三重郡】H社様 雨漏り・暑さ・採用難を屋根外壁カバー工法で一括解決した事例

工事費用
8500万
工 期
1か月半
業務内容
劣化した屋根に再カバー工法で防水性能を回復し、折板屋根には発泡ウレタン+防水トップコートの断熱工法を施工。あわせて外壁カバーと耐震補強も同時に行いました。
所在地
三重県三重郡
施工前
施工前
施工後
施工後
before
施工前
after
施工後

三重県三重郡のH社様。脱炭素をテーマにした第3回サーキュラー・エコノミーEXPOでのご縁をきっかけに、弊社とのお取引が始まりました。

H社の社長様自ら翔飛工業の本社へ足をお運びいただき、施設・サンプル・実験室をご確認のうえ即決でご発注いただきました。

築年数を重ねたスレート屋根と折板屋根が混在する大型工場では、夏場の酷暑と老朽化した外観が、作業員の定着や新規採用にも影響を及ぼしていました。今回のご依頼では、次の3つの経営課題を一括で解決したいというご要望をいただきました。

  • 雨漏り:屋根の劣化による浸水が長年続いていた
  • 暑さ:夏場の酷暑で作業環境が悪化していた
  • 採用難:老朽化した外観が定着・新規採用に影響していた

これらを踏まえ、屋根・外壁の全面改修工事を実施しました。

サビ・劣化による雨漏りが進行

施工前の折板屋根。全面にサビが広がり防水性能が低下した状態

施工前の屋根。全面にサビと劣化が進行し、防水性能が著しく低下。雨漏りが継続していた状態。

施工前のスレート外壁。黒ずみと苔・劣化が進行した状態

施工前の外壁。色褪せとサビが全体に広がり、建物全体の外観が著しく老朽化していた。

工場の雨漏り・暑さ・採用難という3つの課題

他社のカバー工法が数年で雨漏り再発したご相談当時の状況

以前、他社さんにカバー工法で施工してもらったんですが、数年後にビスの周辺から水が入り始めまして。シーリングで止めてもまた漏れてくる。根本的な解決にはなっていませんでした。屋根に上がると鉄板が沈んでいてビスが浮いたような状態で、そこから雨が入っていたようです。

コーキング・部分塗装での応急処置は効果がなかった対処の経緯

屋根の雨漏りはコーキングで応急処置を繰り返していましたが、しばらくするとまた別の箇所から漏れてくる。根本的な解決にはならないとわかっていながら、ずるずると先延ばしにしていました。外壁も部分的に塗装で対応したことがありましたが、数年で同じ状態に戻ってしまいました。

工法の根拠と丁寧な現地調査

素材・工法の根拠と本社見学が決め手になった依頼先選び

展示会でお話を聞いて、商品の考え方がしっかりしているなと感じました。「なぜこの素材を使うのか」「なぜこの工法でなければいけないのか」、そういう根拠がちゃんとあるんですよね。見た目や価格だけじゃなくて、工場という過酷な環境に本当に耐えられるかどうかを真剣に考えて商品をつくっているのが伝わってきて、それで直接、翔飛工業本社まで伺ったんです。社内の雰囲気、スタッフの様子、サンプルや実験室も全部見せてもらって。ここなら任せられると判断して、その場で決めました。

なかでも決め手になったのは、次のような点でした。

  • 素材や工法に「なぜそれを使うのか」という明確な根拠があった
  • 過酷な工場環境への耐久性を真剣に考えた商品づくりだった
  • 本社で社内の雰囲気・スタッフ・サンプル・実験室を直接確認できた

ドローン撮影を使った現地調査と明瞭な見積書への評価

連絡してからすぐに現地へ来てもらえました。屋根の上まで丁寧に調査してくれて、劣化の状況をドローンで撮影した写真を使って説明してもらえたのでわかりやすかったです。見積書も工事の内訳がきちんと整理されていて、何にいくらかかるのかが一目でわかりました。

工場を稼働させたまま行うカバー工法

屋根カバー工事の施工中の様子。既存屋根の上に断熱防水材を吹き付ける作業

既存屋根の上に防水断熱材を施工している様子。屋根を撤去しないため業務への影響を最小限に抑えながら施工できる。

外壁カバー工事の施工中の様子。足場を組み既存外壁の上にカバー材を施工

既存外壁の上からカバー材を施工している様子。撤去不要のため工期短縮・コスト削減を実現。

生産ラインを止めずに施工できた業務への影響

工場の稼働を止めずに施工してもらえたのが一番助かりました。屋根の上での作業が中心なので、生産ラインはほぼ通常通り動かせました。事前に作業スケジュールを共有してもらっていたので、こちら側の準備もしやすかったです。騒音が出る時間帯は事前に教えてもらえたので、段取りもしやすかったです。

毎日の片付けと丁寧な仕事ぶりが表れた現場スタッフの対応

毎日作業が終わったら元通りにしてくれていて、工場内が散らかることがなかったです。細かいことかもしれませんが、そういうところに会社としての姿勢が出るなと思いましたね。職人さんたちの仕事ぶりを見ていて、頼んでよかったと改めて感じました。

防水・断熱性能が大幅に向上

施工後の折板屋根。カバー材により白く一新され防水・断熱性能が向上した状態

施工完了後の屋根。新設カバー材により全面が一新され、防水・断熱性能ともに大幅に向上。

施工後の工場外壁。カバー材により清潔感のある外観に一新された状態

施工完了後の外壁。カバー材+塗装により外観が一新され、清潔感のある仕上がりになった。

屋根表面温度-13.8℃・雨漏り完全解消

赤外線カメラで実証した屋根表面温度-13.8℃のサーモグラフィ調査

サーモグラフィカメラによる屋根表面温度の比較測定では、施工前と施工後で大きな差が確認されました。

屋根表面温度のサーモグラフィ比較。施工前52.6℃から施工後38.8℃へ最大13.8℃低下
状態屋根表面温度施工前との差
施工前(屋根材のみ)最大52.6℃―
屋根カバー工事後47.4℃-5.2℃
断熱防水工事後38.8℃-8.6℃

施工前と比較して、最大13.8℃の温度差を実現しました。

雨漏り解消・暑さ改善・採用力アップにつながった施工後の変化

雨漏りは施工直後からピタッと止まりました。夏場の暑さも体感で全然違います。作業員からも『去年と全然違う』という声が出ていますし、外観もきれいになって工場への誇りみたいなものが出てきた気がします。採用の面でも、見せられる工場になったと思っています。

複数工事の同時施工と電気代削減によるコスト面の満足度

屋根・外壁・耐震と複数の工事を同時にやっていただいたので、個別に発注するより効率的だったと思います。空調の稼働も減って電気代の削減が出てきました。建物の寿命を延ばすことを考えると、長期的に見て十分に価値のある投資だと感じています。

期待以上の暑さ改善と外観刷新を実感した施工前との比較

正直、期待以上でした。雨漏りが止まるのは当然として、暑さの改善と外観の変わりようには驚きました。採用の面でも、見せられる工場になったと思っています。もっと早く決断すればよかったというのが本音です。

工場の雨漏り・暑さ・採用難でお悩みの経営者様へ

雨漏りや暑さの問題は、放置するほど損失が大きくなります。うちも雨漏りをシーリングで誤魔化し続けた時期がありましたが、早く決断すればよかったと思っています。採用難でお悩みの工場さんにも、環境整備は本当に有効だと感じています。まずは一度、現地を見てもらうことをお勧めします。

折板・スレート混在屋根の改修ポイント

工場再生.com 施工担当

H社様の工場は折板屋根とスレート屋根が混在する大規模な建物で、既設カバー工法の経年劣化(鉄板の沈下によるビス浮き)が雨漏りの根本原因でした。今回は次のように工事を組み合わせ、複数の課題を同時に解決しています。

  • 再カバー工法で防水性能を回復
  • 折板屋根への発泡ウレタン+防水トップコートの断熱工法で暑さ対策
  • 外壁カバーと耐震補強を同時施工

これにより、工場長寿命化・雇用環境改善・暑さ対策という3つの目的を効率的に達成しました。施工後のアフターフォローも無料で対応しておりますので、お気軽にご連絡ください。

この記事の執筆・監修
工場再生.com 編集部

工場再生.com 編集部

1999年創業、施工実績7,000件以上。特定建設業許可(屋根・防水・塗装ほか)を持つ翔飛工業株式会社が運営する専門編集部です。現場を知る施工スタッフ・工事管理者が執筆・監修し、工場・倉庫オーナーに役立つ実践情報をお届けします。

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