施工事例 case study
- 工事費用
- 38万
- 工 期
- 1週間
- 業務内容
- 加古川市上尾町のS社様からご依頼いただいた、屋上の防水補修工事です。雨漏りの原因となっていた排水溝のコケ詰まりを清掃したうえで、プライマー、ウレタン防水、トップコートの順に施工し、水はけと防水を一体で見直しました。
- 所在地
- 加古川市上尾町
屋上の雨漏りは、天井のシミや室内の湿気となって、ある日突然気づくことが多いものです。今回は、加古川市上尾町のS社様からご相談をいただいた屋上防水の補修工事をご紹介します。
この事例のポイント
- 雨漏りの原因を調べたところ、排水溝に溜まったコケの詰まりが水はけを妨げていました
- 屋上に水が滞留した状態が続き、防水層に負担がかかっていた状況でした
- 排水溝の清掃と防水の補修を組み合わせ、根本の原因から対応しています
屋上の水はけや雨漏りが気になる企業のご担当者様に、参考にしていただける内容かと思います。
屋上に生えたコケと雑草、繰り返す部分補修

現場を拝見してまず目に入ったのは、屋上に広がったコケと雑草でした。パラペット沿いに帯のように生い茂り、根を張って土のように堆積している場所もありました。ここまで植物が育つのは、雨水が長い間その場に留まっていたサインでもあります。

立ち上がりのコンクリートには細かなひび割れが見られ、表面には黒ずみや白い析出物も出ていました。水が抜けきらず、防水層の傷みが少しずつ進んでいた様子がうかがえます。
ご担当者様からは、次のようなお悩みをうかがいました。
- 雨のあとに屋上へ水が溜まりやすく、なかなか引かない状態が続いていた
- これまでも気づいた箇所に部分的な補修をしてきたが、また別の場所から不具合が出てしまう
- どこが根本の原因なのか、自分たちでは判断がつかず不安があった
実際、屋上には過去の応急処置とみられる跡がいくつも残っていました。その場に応じた手当てを重ねてこられたものの、水はけそのものが改善されないままだと、同じ悩みを繰り返しやすくなります。原因からしっかり見直したいというお気持ちが、今回のご相談につながりました。
スピード対応と、これまでの信頼が決め手に
S社様が今回ご相談を急がれた背景には、これ以上雨漏りを進ませたくないというお気持ちがありました。天候の崩れが続く前に手を打ちたいというご事情もあり、できるだけ早く動ける体制が求められていました。
ご依頼いただいた決め手として、次の点をあげてくださいました。
- 状況を伝えてから現地確認までがスムーズで、早く着工できる見通しが立った
- 以前から別の工事でお付き合いがあり、やり取りの勝手がわかっていた
- 屋上の状態を写真や言葉でわかりやすく共有してもらえた
過去にお付き合いのある業者であれば、建物のクセや過去の経緯もある程度ふまえて話を進められます。あらためて一から説明する手間が省けるぶん、判断や着工までの時間も短くなります。急ぎたい状況と、これまでの関係。この二つが重なったことが、今回のご依頼につながりました。
排水溝の清掃から防水仕上げまでの工事の流れ
はじめに、屋上に生い茂っていたコケや雑草を取り除き、排水溝まわりをきれいに清掃しました。水の通り道を確保することは、防水工事の効果を長持ちさせるうえで欠かせない下ごしらえです。堆積物を残したまま防水層をつくっても、また水が滞留してしまいます。
下地を整えたあとは、次の順序で防水層をつくっていきました。
- プライマー塗布:下地と防水材をしっかり密着させるための下塗りを行います
- ウレタン防水塗布:液状のウレタンを塗り重ね、継ぎ目のない防水層をつくります
- トップコート塗布:仕上げの保護塗装で、紫外線や日々の劣化から防水層を守ります

プライマーの工程では、下地に塗料を含ませて表面を安定させます。屋上には湿気を逃がすための部材も設けており、下地に残った水分の影響を受けにくいよう配慮しました。

続くウレタン防水では、塗料を均一に塗り広げ、屋上全体を一枚の膜で覆うように仕上げます。細かな凹凸や立ち上がりにもなじみやすく、複雑な形状の屋上にも向いた工法です。

最後のトップコートは、ウレタン層を保護する役割を担います。仕上げの色が入ることで屋上の見た目も整い、日差しや風雨による劣化をやわらげる効果も期待できるでしょう。定期的に塗り替えておくと、防水層をより長く保ちやすくなります。
屋上の雨漏りは原因から見直すことが長持ちのポイント

今回のS社様の工事では、屋上のコケや雑草の除去と排水溝の清掃から始め、プライマー、ウレタン防水、トップコートまでを一通り行いました。目に見える不具合に手を当てるだけでなく、水がうまく流れる状態に整えたうえで防水層をつくり直した点が、今回の対応の要になっています。
屋上の雨漏りは、原因がひとつとは限りません。今回のように、排水の詰まりと防水層の傷みが重なっていることもあります。表面の補修だけでは同じ症状を繰り返しやすいため、水の流れまで含めて見直すことが、結果として長持ちにつながります。
屋上防水を検討される際は、次のような点を目安にしていただくとよいかと思います。
- 雨のあとに水が溜まったまま、なかなか引かない場所がないか
- 排水溝にコケや落ち葉、土などが詰まっていないか
- 過去に部分補修を繰り返している箇所がないか
こうしたサインが見られる場合は、早めに一度点検しておくと、大きな傷みになる前に手を打ちやすくなります。屋上の雨漏りや水はけでお困りの企業のご担当者様は、状況を見せていただくところからでもお気軽にご相談ください。現地を確認したうえで、建物に合った方法をご提案します。
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