施工事例

施工事例 case study

施工事例 屋根工事

【兵庫県 K社様】夏場の工場・事務所の暑さに悩む屋根を快適に変えた事例

工事費用
160万
工 期
6日間
業務内容
兵庫県のK社様より、夏場に工場と事務所が暑くなるとのご相談を受け、折板屋根の断熱防水工事を行いました。サビ止め工事のあと、発泡ウレタン吹付で断熱層を、リムスプレー吹付で防水層をつくり、トップコートで仕上げています。工事中も工場・事務所は通常どおり稼働され、施工後は室内温度の低下を体感いただけました。
所在地
兵庫県小野市
施工前
施工前
施工後
施工後
before
施工前
after
施工後

兵庫県のK社様より、夏場になると事務所と工場の室内がかなり暑くなるとのご相談をいただきました。屋根は一日を通して日差しを受け続けるため、夏は熱がこもりやすく、室温が上がる原因のひとつになりやすい場所です。今回は屋根の断熱性を高めながら、防水性能もあわせて見直す工事をご提案しました。

工場や事務所の暑さは、働く方の体への負担はもちろん、作業のしやすさや空調費にも関わってきます。同じようなお悩みをお持ちの企業様にとって、対策を考えるきっかけになれば幸いです。

この事例では、次の内容をご紹介しています。

  • 施工前にK社様が抱えていた暑さのお悩み
  • 屋根の断熱防水工事を選んでいただいた決め手
  • 実際の工事の流れと対応内容
  • 工事を終えてのまとめ

折板屋根の工場・事務所が夏に暑くなるお悩み

施工前の折板屋根を足場側から見た様子。ボルトが並ぶ金属屋根がむき出しの状態

K社様の工場と事務所は、金属製の折板屋根でした。折板屋根は丈夫で施工しやすく、工場や倉庫で多く使われている屋根材です。ただ、夏場は日差しを受けて屋根そのものが高温になりやすく、その熱が室内側へ伝わって天井付近に暑さがこもってしまいます。

K社様でも、夏になると室内の温度がなかなか下がらず、次のようなお困りごとがありました。

  • エアコンをつけても事務所内が涼しくなりにくい
  • 工場内に熱がこもり、作業中の体への負担が気になる
  • 空調を強めに運転するため、電気代がかさみやすい

屋根から入ってくる熱は、扇風機やスポットクーラーなど室内側の対策だけでは抑えきれない面があります。加えて、折板屋根は年数が経つと、ボルト部分のサビや重なり部分のすき間から雨水が入りやすくなることもあります。暑さ対策を考えるなら、屋根全体の状態もあわせて確認しておきたいところです。

そこでK社様から、屋根そのものの暑さを和らげる方法はないかとご相談をいただきました。

折板屋根の暑さ対策に断熱防水工事を選んだ決め手

現地調査では、屋根の状態や建物の使い方を確認したうえで、暑さ対策と防水の見直しを一度に行える断熱防水工事をご提案しました。K社様にご依頼いただいた主な理由は、次の3つです。

  • 屋根の暑さ対策と防水の見直しを、一度の工事でまとめて行える
  • 屋根の上で行う工事のため、室内での業務への影響を抑えやすい
  • 工期が1週間ほどで、夏のうちに対策を終えられる見込みが立った

暑さ対策と防水をそれぞれ別の時期に工事すると、準備や費用がそのたびにかかってしまいます。一度で済ませられる点は、K社様にとって大きな安心材料になったようでした。

工場や事務所の業務をできるだけ止めずに進められるかどうかも、ご検討のなかで大切なポイントでした。屋根の上からの施工のため、室内の設備や作業スペースへの影響を抑えやすくなります。日々の仕事を続けながら暑さ対策ができる点を評価していただきました。

稼働中の工場で行った折板屋根の断熱防水工事の流れ

工事期間中もK社様の工場と事務所は通常どおり稼働されていたため、作業の時間帯や資材の搬入経路を事前に打ち合わせ、業務のさまたげにならないよう気を配りながら進めています。

今回の工事は、次の4つの工程で行いました。

  1. サビ止め工事:既存の折板屋根にサビ止めを塗り、サビの進行を抑えながら次の工程との密着性を高めます
  2. 発泡ウレタン吹付:屋根全体に発泡ウレタンを吹き付け、断熱層をつくります。凹凸の多い折板屋根にも継ぎ目なく施工しやすい工法です
  3. リムスプレー吹付:断熱層の上に硬化の早い樹脂を吹き付け、防水層を重ねます
  4. トップコート塗布:紫外線などから防水層を保護し、仕上がりを整えます

折板屋根のサビ止め工事で下地を整える

折板屋根にサビ止めを塗布し、下地を整えている様子

既存の折板屋根にサビ止めを塗布しました。サビの進行を抑えるとともに、このあと吹き付ける断熱材がしっかり密着するよう下地を整えています。

発泡ウレタン吹付で断熱層をつくる

折板屋根に発泡ウレタンを吹き付けて断熱層をつくっている様子

サビ止めの上から発泡ウレタンを吹き付け、断熱層をつくりました。山と谷が続く折板屋根の形に沿って、すき間ができないよう吹き付けています。

リムスプレー吹付で防水層を重ねる

発泡ウレタンの断熱層の上にリムスプレーを吹き付けて防水層をつくった折板屋根

断熱層の上にリムスプレーを吹き付け、防水層を重ねました。表面につやのある塗膜ができ、下のウレタンを雨水から守る役割を担います。

トップコート塗布で防水層を保護する

トップコート塗布後の折板屋根。発泡ウレタンの断熱層を白い塗膜で保護

仕上げにトップコートを塗布し、防水層を紫外線から保護しました。日差しを反射しやすい白色で、明るくすっきりとした屋根に仕上がっています。

真夏の作業でもていねいな施工を心がけて

真夏の屋根の上は、日中かなりの高温になる環境です。職人はこまめに水分補給や休憩をとりながら、下地処理から仕上げまで一つひとつの工程をていねいに進めました。なかでもサビ止めなどの下地づくりは、仕上がりの耐久性に関わる大切な工程のため、時間をかけて確認しています。

工事を終えたあと、K社様からは「しっかりやっていただけました」とのお言葉をいただきました。暑さの厳しい時期の作業でしたが、そう感じていただけたことを職人一同うれしく思っています。

まとめ|折板屋根の断熱防水工事で工場・事務所の暑さ対策を

断熱防水工事が完了した工場の折板屋根の全景(兵庫県)

今回は、兵庫県のK社様で行った折板屋根の断熱防水工事をご紹介しました。工事のあと、K社様からは室内の温度が体感でわかるほど下がったとのお声をいただいています。夏場の暑さに悩まれていたなかで変化を実感していただけたことは、私たちにとっても何よりの励みになりました。

今回の工事のポイントをまとめると、次のとおりです。

  • 屋根の上からの施工で、工場・事務所は通常どおり稼働を続けながら工事ができた
  • サビ止め、発泡ウレタン、リムスプレー、トップコートの4工程で、断熱と防水を一度に行った
  • 真夏の厳しい環境でも、職人が一つひとつの工程をていねいに仕上げている

折板屋根の工場や倉庫、事務所は、夏になると屋根からの熱で室内が暑くなりやすい建物です。ただ、暑さの感じ方や対策の効果は、建物の構造や使い方によって変わってきます。まずは屋根の状態を確認し、建物に合った方法を一緒に考えるところからお手伝いいたします。

「工場の中が暑くて作業がつらい」「空調をつけても事務所がなかなか涼しくならない」といったお悩みがありましたら、どうぞお気軽にご相談ください。

この記事の執筆・監修
工場再生.com 編集部

工場再生.com 編集部

1999年創業、施工実績7,000件以上。特定建設業許可(屋根・防水・塗装ほか)を持つ翔飛工業株式会社が運営する専門編集部です。現場を知る施工スタッフ・工事管理者が執筆・監修し、工場・倉庫オーナーに役立つ実践情報をお届けします。

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