施工事例 case study
- 工事費用
- 950万
- 工 期
- 27日間
- 業務内容
- 兵庫県加東市の金型工場にて、経年劣化したスレート屋根にガルバリウム鋼板0.5mmをカバー、外壁は角波鉄板でカバー工法を実施。サッシ隠蔽・雨樋交換・シャッター塗装まで一括対応、建物を新築同様に再生した施工事例
- 所在地
- 兵庫県加東市
金型工場の屋根・外壁が経年劣化|O社様からのご依頼内容
兵庫県加東市にある金型工場にて、屋根・外壁のカバー改修工事を実施しました。
今回ご依頼をいただいたきっかけは、建物全体の経年劣化です。工場内に常駐する社員・作業員の数がそれほど多くない現場ということもあり、これまで建物のメンテナンスが後回しになっていたとのことでした。
作業員が少ない工場だからこそ見落とされがちな建物の劣化

工場や倉庫では、日々の生産活動や業務に意識が向きがちで、建物自体の状態は見落とされてしまうことが少なくありません。とくに常駐人数が少ない施設では「誰かが気づいて報告する」という機会も限られます。
O社様の金型工場も同様で、屋根のスレートの傷みや外壁の劣化が進行していたにもかかわらず、大規模な修繕には至っていませんでした。そこで今回、これ以上の劣化を食い止めることを目的に、カバー工法によるリフレッシュ工事のご依頼をいただきました。
暑さ対策より「劣化を止める」ことが最優先の現場
ご依頼の目的はあくまでも経年劣化の抑制と建物の保護です。工場内の暑さ対策については、今回の工事における優先事項ではありませんでした。
そのため断熱材の追加などは行わず、既存の傷んだスレートをそのままにガルバリウム鋼板でカバーする工法を採用。コストを抑えながらも、建物をしっかりと保護できるプランでご提案・施工させていただきました。
屋根カバー工法の施工内容|傷んだスレートにガルバリウム鋼板0.5mmを直接カバー
屋根の施工では、既存の傷んだスレートの上から直接ガルバリウム鋼板0.5mmをかぶせるカバー工法を採用しました。スレートを撤去する必要がないため、工期の短縮とコスト削減を同時に実現できる工法です。
なぜガルバリウム鋼板を選んだのか
ガルバリウム鋼板は、耐久性・耐候性・耐食性に優れた金属屋根材です。工場や倉庫など大型建物の屋根リフレッシュに広く採用されており、軽量でありながら長期にわたって建物をしっかりと守ります。
今回の現場では暑さ対策が主目的ではなかったため、断熱性能よりも耐久性とコストパフォーマンスを重視してガルバリウム鋼板を選定しました。厚さ0.5mmという仕様により、強度と軽さのバランスを確保しています。
既存スレートを撤去せずカバーできる理由

カバー工法の最大のメリットは、既存の屋根材を撤去しないことです。撤去・処分のコストがかからないうえ、工事中の雨養生リスクも軽減できます。
ただしカバー工法は、建物の構造がその重量に耐えられることが前提となります。今回のO社様の工場は構造上、1㎡あたり8〜9kgの荷重をかけても問題ないと判断できたため、安心してカバー工法を採用することができました。既存スレートの上にガルバリウム鋼板を重ねても、建物への負担は十分許容範囲内に収まっています。
外壁カバー工法の施工内容|下地処理+角波鉄板で耐久性のある仕上がりに
外壁の施工では、まず既存の外壁面にしっかりと下地を作り、その上から角波鉄板をかぶせるカバー工法を採用しました。下地処理を丁寧に行うことで、仕上げ材との密着性が高まり、長期間にわたって外壁を保護することができます。
下地をしっかり作ることが長持ちの秘訣

外壁カバー工法において、下地の精度は仕上がりの品質と耐久性を左右する重要なポイントです。下地が不均一だと、角波鉄板に浮きや歪みが生じ、雨水の浸入や腐食の原因になりかねません。
今回は既存外壁の状態を確認しながら丁寧に下地を整え、その上に角波鉄板を施工しました。角波鉄板は工場・倉庫の外壁材として広く使われており、耐久性・施工性・コストパフォーマンスのバランスに優れた素材です。
サッシのレール破損・動作不具合は隠蔽工事で対応
外壁工事と並行して、サッシ部分の工事も実施しました。既存のサッシはレールが割れていたり動きが悪くなっており、修繕が必要な状態でした。
今回はお客様のご要望により、ガラスを撤去したうえでサッシ部分ごと隠蔽する工事を選択しました。サッシを新設するよりもコストを抑えられるうえ、外壁との一体感が生まれ、見た目もすっきりと仕上がります。外壁カバー工事と同時に施工することで、工期の無駄もなく効率よく対応することができました。
付帯工事|雨樋交換・ひさし鉄骨塗装・シャッターボックス塗装まで一括対応
屋根・外壁のカバー工事と合わせて、建物全体の美観と耐久性をさらに高めるため、複数の付帯工事も一括で実施しました。細部まで丁寧に仕上げることで、トータルで「新築同様」の外観を実現しています。
ウレタン2液塗料で細部まで統一感のある仕上がりに
外壁カバー工法が適用できない部分、具体的にはひさしの鉄骨などについては、塗装工事で対応しました。使用した塗料はウレタン2液型で、密着性・耐久性・光沢感に優れており、金属素材との相性も抜群です。
また、雨樋についても経年劣化が見られたため、この機会に新しいものへ交換しました。屋根・外壁をきれいにリフレッシュしても、雨樋が傷んでいては建物全体の印象が損なわれてしまいます。細部まで手を入れることで、仕上がりのクオリティが大きく変わります。
シャッターも同色塗装で外観をトータルコーディネート

シャッターボックスおよびシャッター本体についても、外壁・付帯部と同系色で塗装を実施しました。色を統一することで、建物全体に一体感が生まれ、まとまりのある外観に仕上がります。
部分ごとにバラバラに工事を行うと、色味や質感にムラが出てしまうことがあります。今回のように屋根・外壁・付帯工事をまとめて一括対応することで、統一感のある美しい仕上がりと、工期・コストの効率化を同時に実現することができました。
施工完了|新築同様に生まれ変わった金型工場で社員のモチベーションもアップ

屋根・外壁のカバー工事、サッシ隠蔽工事、そして各種付帯工事のすべてが完了し、O社様の金型工場は新築同様の外観へと生まれ変わりました。経年劣化によって傷んでいた建物が、見違えるほどきれいにリフレッシュされた仕上がりとなっています。
見た目の変化が従業員の意識を変える
今回の工事の主目的は経年劣化の抑制でしたが、施工完了後には嬉しい副次効果も生まれました。建物の外観が大きく改善されたことで、働く社員さんのモチベーションが上がったとのお声をいただいています。
工場や倉庫は機能性が重視されがちですが、働く環境の見た目が整うことで、従業員の方々が職場に誇りを持てるようになることもあります。建物のリフレッシュは、単なるメンテナンスにとどまらず、職場環境の向上にもつながる投資と言えるでしょう。
経年劣化対策と美観向上を同時に実現した事例
今回のO社様の工事は、経年劣化を止めるという実用的な目的と、建物を美しく見せるという美観向上の両方を同時に達成できた施工事例です。
カバー工法は既存の建物を活かしながら新たな素材で覆うため、スクラップ&ビルドに比べてコストを大幅に抑えることができます。それでいて仕上がりは新築同様。工場・倉庫の建物メンテナンスをお考えの方にとって、非常に参考になる事例ではないでしょうか。
工場の屋根・外壁カバー工法はO社様と同じ悩みをお持ちの方にもおすすめ
今回のO社様の施工事例は、「建物の劣化は気になっているけれど、大規模な工事は避けたい」とお考えの工場・倉庫オーナー様にとって、非常に参考になる事例です。カバー工法は、既存の建物を活かしながらコストを抑えて建物をリフレッシュできる、現実的で効果的な選択肢です。
こんな工場・倉庫にカバー工法が向いています
以下のような状況の建物に、カバー工法は特に有効です。
- 屋根のスレートが経年劣化しているが、撤去・処分のコストを抑えたい
- 既存の屋根・外壁の下地がしっかりしており、重ね葺きに耐えられる構造である
- 全面撤去・張り替えと比べて工期を短縮したい
- 工事中の雨養生リスクをできるだけ減らしたい
- アスベストを含む古いスレートをそのまま封じ込めたい
- 作業を止めずに工事を進めたい
特にアスベスト含有スレートの封じ込めについては、撤去すると飛散リスクと高額な処分費用が発生するため、カバー工法が非常に有効な選択肢となります。
逆に、既存の屋根・外壁の下地が著しく腐食・損傷している場合や、構造上の荷重に余裕がない建物には不向きな場合もありますので、まずは現地調査でのご確認をおすすめします。
まずはお気軽にご相談ください
「うちの工場にカバー工法は使えるのか?」「どのくらいの費用がかかるのか?」など、些細なご質問でもお気軽にご相談ください。現地調査のうえ、建物の状態やご予算に合わせた最適なプランをご提案いたします。
兵庫県加東市をはじめ、近隣エリアの工場・倉庫の屋根・外壁工事に豊富な実績がございます。経年劣化が気になりはじめたら、まずは一度ご連絡ください。
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